年中行事・記念日・祭り 解説文


大相撲:十一月場所[初場所]
(おおずもう:じゅういちがつばしょ[きゅうしゅうばしょ])

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きりっと、まわしを締めた2人の裸の力士が、土俵で勝負する伝統の力技(ちからわざ)。
奈良時代から宮廷で行われ、いま一年6場所行われる日本の国技です。
行司は美しい和の装束、軍扇を用いて勝負を裁きます。
横綱の土俵入りは五穀 豊穣を願い、四股で地の邪気を祓う神事です。
最近、外国人力士が急増、エジプト人力士も現れ人気を呼んでいます。
儀式床しく礼を尊ぶ「相撲道」に感化され、日本国籍をとる力士も増加。
相撲は、ますますグローバルな競技に育って行くでしょう。

大相撲 本場所
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十日夜(とおかんや)
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中部・関東以北では旧暦10月10日に十日夜という刈り上げ祝い(収穫祝い)の行事があります。
田の神がこの日、山に帰ると言い伝えられ、子どもたちがわらで作った鉄砲で地面を叩きながら、囃し唄(囃子唄)を歌います。
この地面打ちはモグラ除けで翌年の豊作を祈念しました。
「十日夜の月見」「稲の月見」とも呼ばれ、収穫感謝の祭りです。

※「中秋の名月」は、日本では秋の長雨や台風の季節にあたるため、名月は雲に隠されることが多く、俳句歳時記には「中秋無月」「曇る名月」「雨名月」などの言葉が並んでいます。
「中秋の名月」のほかに、旧暦9月13日の「十三夜」の月見と旧暦10月10日の「十日夜の月見」があり、「十三夜」は「中秋の名月」に対して「後の月」と呼ばれ、また両方合わせて「二夜の月」「秋二日」、さらに「十日夜」を含めて「三月見」と呼ばれてきました。
日本の太平洋側の地方では月見の晴天率は「中秋の名月」より「十三夜」「十日夜」の方が高くなります。
冬に向かうに連れ、十五、十三、十と月見の月齢が若くなるのは夜の寒さが厳しくなるので、適当な高さに浮かぶ月を夕方のうちに見ようとしたからではないでしょうか?(月齢が若くなるほどの月の出は早くなるのです)

十五夜十三夜の解説もご覧下さい。