年中行事・記念日・祭り 解説文


津波防災の日(つなみぼうさいのひ) 2021年 11月5日(木)

平成23年(2011年)の3月11日、東日本を襲った未曽有の東日本大震災を契機として同年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」において、11月5日が「津波防災の日」と定めらました。
日付は、嘉永7年(1854年/安政元年)11月5日(日付は旧暦)に発生した安政南海地震の津波の際に暗闇の中で逃げ遅れた人々を高台に誘導するために、稲に火をつけたという「稲むらの火」の逸話にちなんでいるそうです。
さらに、第70回国連総会本会議(平成27年12月22日)で「世界津波の日」を定める決議が採択されました。
この決議は、第3回国連防災世界会議及び持続可能な開発のための2030アジェンダのフォローアップとして、我が国をはじめ142か国が共に提案したものです。