「生子(いきこ)神社の泣き相撲」は子供の健やかな成長と、無病息災を祈願して開催される奇習(伝統)行事で、国選択無形民俗文化財に指定されています。
安産子育ての守護神を祀る、生子(いきこ)神社の境内にて、役員氏子がまわし姿の力士に扮し、東西から幼児を抱きかかえ土俵に上がります。
そして、掛け声と共に頭上高く3回ほど持ち上げて取り組ませます。
昔から「泣く子は育つ」と言われているため、もともと先に泣いた方が勝ちとされていましたが、現在は勝ち負けを決めていません。
ちなみに、「泣き相撲」は全国各地で行われています。