年中行事・記念日・祭り 解説文


「大正」改元の日(たいしょうかいげんのひ) 2021年 7月30日(木)

1912年のこの日、近代天皇制を打ちたてた明治天皇が「午前零時43分」崩御されたと公表されました。
実際には前夜午後10時43分の崩御でしたが、皇族会議で2時間遅らせて宮内省の公示によって発表されました。
皇太子喜仁親王が皇位を継ぎ、中国の「易経」の「大いに享を正すをもって天の道なり」からとって「大正」と改元されました。
夏目漱石は小説「こころ」で、「明治天皇が崩御になりました。その時、私は、明治の精神が、天皇に始まって、天皇に終わったような気がしました。」と書いています。

「平成」改元の日「明治」改元の日「昭和」改元の日
の解説もご覧下さい。


宮中祭祀:明治天皇例祭(きゅうちゅうさいし:めいじてんのうれいさい)
2021年 7月30日(木)

明治天皇の崩御相当日に皇霊殿で行われる祭典。(陵所においても祭典があります)