年中行事・記念日・祭り 解説文


時の記念日(ときのきねんび) 2021年 6月10日(水)

671年(天智天皇10年)4月25日に初めて水時計(漏刻:ろうこく)を使って時を知らせたという「日本書記」の故事にちなんで、4月25日を太陽暦に直した6月10日を記念日として、生活改善同盟の発意で1920年から実施されています。
時間を尊重・厳守し、生活の改善・合理化などを進めることを目的として定められました。
日本の標準時を電波で発信して全国に知らせる施設「おおたかどや山標準電波発信所」が郵政省通信総合研究所によって福島県の大鷹鳥谷山山頂に建設され、1999年の6月10日から40KHzの長波で高さ250mのアンテナから全国に発信を開始しました。


歩行者天国の日(ほこうしゃてんごくのひ) 2021年 6月10日(水)

1973年(昭和48年)の6月30日、東京の銀座から上野までの約5.5Kmの距離の歩行者天国が実施されたのを記念して制定されました。
歩行者天国とは、1970年(昭和45年)8月に、道路全体を歩行者専用にすることで排気ガスや騒音などの交通公害を一時的にも防止でき、開放的なイメージになるので、観光客や買い物客の増加にもつながると考えられ、銀座、新宿、池袋、浅草で初めて実施されました。